建物の構造や間取りから見た、賃貸の集合住宅ならではの防災についてポイントをまとめてみました。

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賃貸集合住宅における防災

賃貸に限った事ではありませんが階数のある集合住宅ではその構造上、集合住宅ならではの防災対策が必要です。今回はそのポイントについてまとめてみましよう。まず建物における防災対策の構成としては、避難経路の把握と持ち出す品の確保が骨子となります。階数の高いマンションの場合、1階に下りるためのルートがいくつあるのか、どこにあるのかを常に把握しておきましょう。

次に、持ち出す品の確保です。これは防災用品をつめた防災バッグと、現金や通帳、保険証類の貴重品の2通りがあります。賃貸の集合住宅の場合、防災バッグは玄関に置いておくのがおすすめです。どの方向に避難する場合でも玄関は必ず通るので、効率的な導線で回収することができるからです。また、玄関には常に動きやすい運動靴を1つ置いておき、とっさに履けるようにしておくこともポイントですね。そして、貴重品もなるべく同じ引き出し等にまとめて保管しておき、1度に回収できるようにしておきましょう。保管場所をあちこちに分散させてしまうとそれだけ回収に時間がかかります。逆に分散させて配置した方がいいのは懐中電灯です。これが手元にあれば夜間でも安心なので、一部屋に1つは確保した方がよいでしょう。

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